10・00『記録に関する規則』
10・01『公式記録員』(一部省略)
(b)
 (2)3人アウトになっていないのに攻守交代が行われた場合には、記録員は直ちにその誤りを審判員に知らせなければならない。
「注」本項(5)に規定されるように、助言をしてはならないときを除いて、ボールカウントが2−3のとき球審が四球と思ってバッターに1塁を許した場合とか、代わることが許されていないピッチャーに代わって他のプレーヤーが出場しようとした場合などには、記録員は審判員に助言を与える。
 (3)提訴試合または一時停止試合となった場合は、記録員は提訴または一時停止になったときの状態を、得点、アウトの数、各ランナーの位置、バッターのボールカウントにいたるまで詳細かつ正確に報告しなければならない。
「付記」一時停止試合で重要なことは、停止されたときと全く同じ状態から再開しなければならないことである。提訴試合において提訴されたプレイ以後は無効として、やり直しが命じられた場合は、そのプレイの直前と全く同一の状態から再開されなければならない。
 (4)記録員は、プレイに関する規則または審判員の裁定に反するような決定を下してはならない。