10・02『公式記録』(一部省略)
(c)ピッチャーの記録の項目は次のとおりである。
 (1)投球した回数。
「付記」ピッチャーの投球回数を決めるに当たっては、アウト1つを3分の1回とする。先発ピッチャーが6回1死のとき退けば、そのピッチャーには5回3分の1の投球回を記録する。先発ピッチャーが6回無死のとき退けばそのピッチャーには5回の投球回と6回に面したバッターの数の説明をつける。救援ピッチャーがバッター2人をアウトにしただけで退けば、そのピッチャーには3分の2の投球回を記録する。
「注」ピッチャーの連続イニング無失点を決定するに当たって、例えば、5回まで無失点、6回1死をとった後にランナーを残して退き、このランナーが得点(自己の責任)した場合は、この3分の1回を加算せず、無失点イニングは5回とする。これに反して、6回1死ランナー2塁のとき、救援に出て次のバッターにヒットを打たれて2塁ランナーに得点(前任ピッチャーの責任)を許しても、それ以後この回に自己の責任となる得点を与えず、アウト2つをとった場合は、この3分の2回は加算する。

【記録の計算方法】
 投球回数=3アウトを捕り終了したイニング数+(途中降板回のアウト数÷3)【1/3=0.3 2/3=0.6】
 防御率=自責点×7(シニア)÷投球回数
 勝 率=勝利数÷(勝利数+敗戦数)
 奪三振率=奪三振×7(シニア)÷投球回数