10・16『四球・故意四球』四球と故意四球の記録
(a)ストライクゾーンの外に4個の投球が投げられて、バッターが球審から1塁を与えられたときには、四球が記録される。しかし、四球目の投球がバッターに触れたときは、死球が記録される。(1個の四球に対して2人のピッチャーが関与した場合については、10・18hに規定がある。)。10・17(b)に規定しているように、1つの四球に2人以上のバッターが関与したときは、最後のバッターに四球の記録が与えられる。
(b)故意四球は、投球する前から立ち上がっているキャッチャーに四球目にあたるボールを、ピッチャーが意識して投げた場合に、記録される。
 (1)四球を与えられたバッターが1塁に進まなかったためにアウトを宣告された場合には、四球を取り消して打数を記録する。(10・10aの6、7参照)