2・34『ファウルチップ』
 バッターの打ったボールが鋭くバットから直接キャッチャーの手に飛んで、正規に捕球されたもので、捕球されなかったものはファウルチップとならない。ファウルチップはストライクであり、ボールインプレイである。前記の打球が、最初にキャッチャーの手またはミットに触れておれば、はね返ったものでもキャッチャーが地面に触れる前に捕らえれば、ファウルチップとなる。(6・05b)
「注」チップしたボールがキャッチャーの手またはミット以外の用具や身体に最初に触れてからはね返ったものは、たとえキャッチャーが地面に触れる前に捕らえても正規の捕球ではないからファウルボールとなる。